皆様、こんにちは。今日は、ジメジメ蒸し暑いですね…外仕事の方は、雨が降ったりと大変ですが、体調も運転も気をつけてくださいね。
今日から少しずつ「お釈迦様」についてご紹介させて頂きます。
お釈迦様は、今から2500年前に、インドの釈迦族と呼ばれる部族の王、浄飯王(じょうぼんおう)と摩耶夫人(まやぶにん)の間に生まれました。伝説では、お釈迦様が生まれる前のある夜、摩耶夫人は「真っ白い大きな六牙の象が天から降りてきて、夫人のお腹に入った」という不思議な夢を見ました。この夢の意味を学者に聞くと「これはおめでたい、やがて素晴らしい男の赤ちゃんが生まれるに違いありません」と言いました。
それから1年近くたちました。夫人はおともを連れてルンビニーの花園で休憩し、きれいに咲き誇る無憂樹(むゆうじゅ)の木の下に立たれた時、男の赤ちゃんが誕生しました。その時、天から「甘露(甘い水滴)」の雨が降り注ぎました。そして不思議なことに、赤ちゃんは7歩(迷いの世界を超えることを表す)歩き、右手で天を左手で地を指して「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)(一人ひとりの命の尊厳 )」そして「三界皆苦吾当安此」と続けて言われたそうです。
その赤ちゃんは「悉達多(しっだるた)」と名付けられました。”願いが満たされた者”という意味だそうです。
ということで…お釈迦様の誕生についてご紹介させて頂きました。
それでは、これからの時間も穏やかにお過ごし下さい。今日もよろしくお願いします。 川上